专利摘要:

公开号:WO1988004965A1
申请号:PCT/JP1987/001024
申请日:1987-12-24
公开日:1988-07-14
发明作者:Taneharu Nishino
申请人:Nippon Steel Corporation;
IPC主号:B21B1-00
专利说明:
[0001] 明 細 書
[0002] フ ラ ンジを有する形材のェ ツ ジン グ圧延ロ ール
[0003] [技術分野 ]
[0004] 本発明は、 例えば Ιί形鋼の如 く 、 フ ラ ンジを有する形材の製 造時に使用する、 エ ッ ジン グ圧延ロ ールに関するも のであ る
[0005] [背景技術] '
[0006] 例えば Η形銷の如 く 、 フ ラ ンジを有する形材(以下 Η形銷等 と 略記する)の圧延はユニバーサル圧延法が一般的であ る 。
[0007] F ig. 9 はユニバーサル圧延法の例を示す図である 。 (】)はブ レーク ダウ ン ミ ルで、 例えば横断面が( 1- 1 )の形状の銷片 を、 H形銷等に近い横断面の(1-2)の粗形銷片に圧延する 。 (2)は ユニバーサル圧延機で、 上下 2本の水平口 一ル( 2a )で粗形銷 片(1-2)の ゥ ヱ ブ部を圧下 し、 かつ左右の 2本の垂直 ロ ール(2 b) と水平ロ ール( 2a)に よ っ て フ ラ ンジ部を同時に圧下する 。 こ の圧延は数 繰返さ れる 。 ( 2- 1 )は初期の圧延パスでの圧 延材の横断 I の形状で、 ( 2- 2)は数回圧延パス後の圧延材の 横断而である。
[0008] (3)はエ ッ ジン グ圧延機で、 ユニバーサル圧延機(2) と連続 し て設 [ さ れ、 上下 2木のエ ツ ジン グロ ール(3a)で圧延材の フ ラ ンジ部を フ ラ ンジ巾方向に圧下 し、 フ ラ ンジの端部を鍛鍊 する と共に フ ラ ンジの 巾寸法を調整する。 こ のエ ッ ジン グ圧 延は、 ユニバーサル 延の各パス の間に、 例えば交 Ίίに、 数 回繰返 して行う 。
[0009] 即ちユ ニバーサル圧延で( 2- 1 )の形状の圧延材は( 3- 1 )の如 く エ ツ ジン グ圧延さ れ、 又ユニバーサル圧延で( 2- 2 )の形状の 圧延材は、 上下のエツ ジングロ ールの間隔を拡げて設定 し、 (3-2)の如 く エッ ジン グ圧延する。
[0010] しかし こ のエツ ジング圧延法では、 例えば(3- 2)の圧延材を エッ ジング圧延の際、 エッ ジングロ ールと圧延村の ウ ェ ブに はク リ アラ ンス(S)が発生するため、 エッ ジングの圧下量は 不正確と な り 、 又エッジングロールによる圧延おの案内も圧 延材が左右にぶれて不正確と なっ て、 H形銷等の寸法不良や 形状不良を招いていた。
[0011] 尚 F ig. 9 で(4)は仕上げユニバーサル圧延機で、 上下 2本の■ 水平ロール(4a)'と左右 2本の垂直口ール(4b)によって、 圧延 材(3- 2)の形状や寸法を (4-2)の如く に整えて、 H形銷等の製 品 とする。
[0012] F ig. l 0 A〜 Fig. l 0 Cは従来のエッ ジング圧延法で発生 する、 不都合な問題の例を示す図である。 Fig. l O Aはェ ッ ジングロ一ルと庄延材の ウ ェ ブにク リ アラ ンスがあ り 、 ェ ッ ジンダロールによ る圧延材の案内や圧下量が不適当で、 圧 延材の形状が歪んだ例を示す図である。 又 F ig. 1 0 B 1は上 ロールのみが圧延材のウ ェブに当 リ 、 ウ ェブを押 し下げた例 を示す図で、 図のよ う にウェブが押 し下げられる と ウ ェ ブが フ ラ ンジ巾の中心からずれた位置に抻しや られるため、 この 圧延材は後で形状缟正を行っ ても、 Fig. l 0 B 2の如 く ゥ ェ ブがフ ラ ンジ巾の中心に位置 しない所謂ウ ェ ブの偏っ た(Web -Off- Center) H形銷と なる。 Fig. l 0 Cはウ ェブを拘束 し て フ ラ ンジ端部を圧下するエッ ジングロールの例である。 H 形鎘の中心偏 り は F ig . 1 0 Cのエ ッ ジングロールを用いる と大幅に改善でき る 。 し か し F i g . 1 0 C の方法では、 圧延 材の フ ラ ン ジ巾ゃウ ェ ブの厚さ が変わる毎に、 J2 cの長さ が 異な るエ ッ ジン グロ ールが必要と な る 。 形銷の圧延工場では フ ラ ンジ巾ゃ ウェブ厚さ が異な る多種類の圧延材を圧延する ため F i g . 1 0 C の方法では多本数の ロ ールの常備が必要で 又ロ ールの交換が煩瑣であ る 。 更に F i g . 1 0 Cの方法では エ ッ ジングロ ールの周速度が、 圧延材の フ ラ ンジ端部と ゥ ェ ブ部とで相違する ため、 良好な寸法や形状の H形銷を得る た めの圧下調整は厄介であ リ 、 又表面す り 疵ゃロ ールの偏摩耗 を発生させる。 ' 特開昭 6 2- 077 1 07号及び特願昭 6 1 - 205 3 3 0号は、 フ ラ ンジ巾や ウ ェ ブ厚さ が異る多種類の圧延材に共通に使用でき、 かつ ゥ エ ブを拘束 して フ ラ ンジ端'部を圧下するエ ッ ジングロ ールで あ る 。 これ ら の発明は偏心ス リ ーブを介 して圧延材等の ゥ ェ ブを拘束 してい る が、 し か し これ ら の方法で偏心ス リ ーブの 偏心量 を大き く する と 、 後で述べる如 く 圧延材と ロ ールと の 接触位置が、 フ ラ ン ジと ウ ェ ブでずれて く る ため、 良好なェ ッ ジン グが難 し く 、 圧延材の嚙込、 蹴出 し不良や、 上下曲 り や、 断面形状寸法不良 を伴う 場合が多 く な る 。
[0013] [発明の開示]
[0014] 本発明は、 圧延材の フ ラ ンジ巾ゃ ウ ェ ブ厚さ が変っ ても共通 に使用でき 、 かつ ウ ェ ブ部を常に拘束 して フ ラ ン ジ端部が圧 下でき、 更に圧下に最も適当な位置で ウ ェ ブ部が拘束でき る、 フ ラ ンジを有する形材のエ ツ ジン グ圧延ロ ールの開示を 目 的 と してい る 。 1', i g . 1 は本発 のエ ッ ジン グ圧延ロ ールの例 を示す図である。 即ち本発明は、
[0015] 1 . 主軸(7)の左右に、 フランジ圧延部(8a)とスリ ーブ嵌合 せ部(8b)を有する フ ラ ンジ圧延ロール(8)を主軸(7)と回動を 共にするよ う に設け、 ス リ ーブ嵌合せ部(8b)の外側に内側偏 心ス リーブ(5)をス リ ーブ嵌合せ部(8b)の外周上を回動させ て設定可能に設け、 内側镉心ス リーブ(5)の外側に外側偏心 スリ ーブ(6)を内側偏'心スリーブ(5)の外周上を回動させて設 定可能に設け、 外侧偏心ス リ ーブ(6)の外側にウェブ拘束口 —ル(10)を外側偏心スリ ーブ(6)の外周上を回動自在に設け た事を特徴とする、 フ ラ ンジを有する形材のエッ ジング圧延 ロール.であ り また
[0016] 2 . 主軸(7)と回動を共にするよ う に設けた圧延ロール( 8)が 主軸(7)と回動—を共に しかつ主軸(7)上を軸方向に摺動させて 設定可能に設けた圧延ロール(8)である、 前記 1 . に記载の、 フラ ンジを有する形材のエッ ジング圧延ロール。 であ り また
[0017] 3 . 内側偏心ス リ ーブ(5)をス リーブ嵌合せ部(8b)の外周上 を回動させて設定する内側ス リ 一ブ位匱設定装置(14)と、 外 側偏心スリ ーブ(6)を内側偏心ス リーブ(5)の外周上を回動さ せて設定する外側スリ一ブ位匿設定装置(13)が、 定圧保持機 構を備えたス リーブ位 ffi設定装置である、 前記 1 . または 2 に記載の、 フ ラ ンジを有する形材のエッジング圧延ロール。 であ る 。
[0018] 以下に本発明を具体的に説明する。
[0019] F ig. 1で フ ラ ン ジ圧延ロ ール(8)は例えばキー(9)に よ つ て 主軸(7)と回動を共に し軸回 り方向の回転力が与えられる。 圧延材( 12)の フ ラ ンジ端部( 12a)はフ ラ ンジ圧延口 一ル(8)の フ ラ ンジ圧延部(8a)で圧延する 。 圧延材(12)の フ ラ ンジ巾 が 変る と 、 図示 しない圧下調整装置で上下の主軸(7)の間隔 を 変更調整 して、 圧延材(12)の フ ラ ンジ端部に適正量の圧下を 加える。 こ の圧下調整装置は通常の ロ ール圧下調整装置でよ レヽ 0
[0020] フ ラ ンジ圧延ロ ール(8)は又、 主軸(7)上を軸方向に摺動させ て設定する事ができ る 。 圧延材(12)の ウ ェ ブ長さ が変る と、 図示 しない摺動調整装匱で左右の圧延ロ ール(8)の間隔が圧 延材(12)の ウ ェ ブ長さ に合う よ う に変更 して調整する 。 この 摺動調整装置は、 例えば主軸(7)内に設けた油圧枝管で摺動 させる液圧シ リ ンダ一方式や、 あ る いはスク リ ュ方式等の周 知の手段でよ い。 - フ ラ ンジ圧延ロ ール(8)にはス リ ーブ嵌合せ部(8b)を設け、 ( 8b )には内側偏心ス リ 一ブ( 5 ) を又( 5 )には外側偏心ス リ 一ブ (6)を更に(6)にはウ ェ ブ拘束ロ ール( 10)を頫次重ねて嵌着す る 。
[0021] F ig. 2 A〜 F ig. 2 Cは、 フ ラ ンジ圧延ロ ール(8)と 内側偏 心ス リ ーブ(5)と外側偏心ス リ ーブ(6)を回動させて設定位置 を かえた例を示す図であ る 。
[0022] F ig. 2 Aで主軸(7)には主軸と 回動を共にする フ ラ ンジ圧延 ロ ール( 8 )が設け られてい る 。 フ ラ ン ジ圧延ロ ール( 8 )の外側 には内側偏心ス リ ーブ(5)が配さ れる 。 (5)は(8)と 回動を共 にする も のではな く 、 圧延中は図示 した状態に設定さ れて い る 。 内側偏心ス リ ーブ(5)の外側には外側偏心ス リ ーブ(6)が 配される。 (6)も図示した状態に設定され、 (8)と回動を共に するものではない。 (6)の外側にはゥヱブ拘束ロール( 10)が (6)に対して回動自在に取付けられている。.
[0023] Fig. 3 Aは F ig. 2 Aの X— X断面を示す図で、 主軸(7)の 左右には、 前記(5), (6) , (10)を設けたフ ラ ンジ圧延ロール (8)がそれぞれ配されている。
[0024] 尚既に述べた如 く フ ランジ圧延ロール(8)は主軸(7)上を軸方 向に摺動させ、 間隔 β Wを調整して設定することができる。 F ig.4 Αは内側偏心ス リ ーブ(5)と外側偏心ス リーブ(6)を F ig. 2 A , 及び F ig. 3 Aのよう に設定して、 圧延材(12-1) をエッジング圧延中の断而を示す図である。 圧延材(12-1)の フ ランジ端部はフ ラ ンジ圧延ロール(8)によって圧下鍛鍊さ れウェブ部はウェブ拘束ロール( 10 )によって拘束されている こ の際圧延材(12-1)はフ ラ ンジ圧延ロ ール(8)が回動する力 によって走行し、 ウェブ拘束ロール(10)は圧延材(12-1)の走 行によって(6)の外周を回動する。 .
[0025] このエツジング圧延口ールでフランジの巾が異なる圧延材、 例えば(12-2)をエッジング圧延する際は、 内側偏心ス リ ーブ (5)はフ ラ ンジ圧延ロール(8)のまわ り を F ig. 2 B に示した 位置に回動させて設定し、 又外側偏心ス リーブ(6)は内側偏 心ス リ一ブ(5)のまわ り を F ig. 2 B に示した位置に回動させ て設定する。 F ig. 3 B は F ig. 2 B の: — X断面を示す図で ある。 F ig. 3 Bで上ロールの主軸(7)と下ロールの主軸(7) を圧下調整装 ffiで F ig .4 B の位 ffiまで接近させる。
[0026] F ig.4 B は設定調整したエッジング圧延ロ ールで圧延材(12 - 2) をエッ ジン グ圧延 してい る 図である。 圧延材( 12- 2)はゥ エ ブ拘束ロ ール( 10 )でウ ェ ブを拘束さ れなが ら、 フ ラ ンジ端 部は圧延 ロ ール(8)によ っ て圧下鍛鍊される 。
[0027] F ig. 2 C , F ig. 3 C , F ig.4 C は、 フ ラ ン ジ圧延ロ ール (8) と 内側偏心 リ ング(5)と外側偏心 リ ング(6)の設定位置を 更に変えた例を示す図であ る が、 F ig . 2 B, F ig. 3 B , F ig.4 B で説明 し た と 同様に、 フ ラ ンジの巾 が更に異な る圧 延材( 12- 3 )も 、 ゥ ヱ ブを拘束 しながら フ ラ ンジ端部が圧下鍛 鍊される 。
[0028] 以上述べた如 く 、 本発明は F i g . 3 A の( L _ 1 )で示 した長さ を所望の長さ に調整する もので、 従っ て本発明は ゥ ヱ ブ厚さ が異なる圧延材にも上ロ ールと下 ロ ールの主軸(7)の間隔を 調整 して適用でき る。
[0029] 本発明では内側偏心ス リ ーブ(5) と外側偏心ス リ ーブ(6)の 2 ケ の偏心ス リ ーブを川 いる が、 その ¾由 を次に説明する 。 F ig. 5 A〜 F ig. 5 D は本発明の 2 ケ の偏心ス リ ーブの作用 を示す図で、 Fig. 5 A及び F ig. 5 B は偏心ス リ ーブを 1 ケ 有する比較例で、 F ig. 5 C及び F ig. 5 D は偏心ス リ ーブを 2 ケ有する本発明であ る。
[0030] F ig. 5 Aは 1 ケ の偏心ス リ 一ブ( 1 ])を上下に偏心させた図 で、 フ ラ ン ジ圧延ロ ール( 8 )は圧延材( 12 )の フ ラ ン ジ端部を ( P A)から ( Q の間で圧下する 。 こ の際ウ ェ ブ拘束ロ ール(1 0 )は圧延材の ゥ ェ ブを( R A )点で拘束 してい る 。 こ の際( R A ) 点は上下の フ ラ ンジ圧延ロ ール( 8 )の軸心を結んだ線上にあ る 。 従っ て ^心ス リ ーブが 1 ケ の場合でも、 偏心ス リ ーブ( 1 1 )が上下に偏心して設定されている と、 ゥ: nブの拘束点( R A ) は圧下部分(PA)〜(QA)の直下(直上)近傍にあるため、 ゥェ ブの把持は確実で良好なエッジングが確保される。
[0031] しかしこのロールでフ ランジ巾の狭い圧延材をエッジング圧 延する際は、 偏心スリーブ(11 )は F ig . 5 B の如く横に偏心 させて設定される。 フ ラ ンジ圧延ロール(8)は圧延材のフ ラ ンジ端部を( P B)〜(QB)の間で圧下鍛鍊する。 又ウェブ拘束 口一ル(10)は圧延材のゥヱブを(RB)点で拘束している。 し かし(RB)点はこの場合は上下のフランジ圧延ロール(8)の軸 心を結んた'線上から(m )だけずれた位置となる。 F ig. 5 B では従って、 ウェブ拘束ロール(10)は、 フ ラ ンジが圧下され ている部分からずれた位置で圧延材のウェブを拘束するが、 こ の拘束位置では圧延'材.の把持が不確実で、 エッジングが不 正確とな り、 圧延材の通材状態も不安定で、 又圧延材に上反 りや下反り等を発生させる。
[0032] 本発明は内側偏心スリーブと外側偏.心スリーブの 2 ケの偏心 スリ ーブを備えているため、 エッジング圧延するに際してゥ エブ拘束ロール(10)がウェブを拘束する位置を Fig. 5 Cの ( R C)の如 く上下のフランジ圧延ロール(8)の軸心を結んだ位 置とする事もできる し、 又(5)と(6)の設定を変えて、 F ig. 5 Dの(RD)の如 く 、 ずれた任意の位置で拘束する こ ともで き る。 従って本発明では、 フ ラ ンジ巾が異る圧延材に対して も、 常にフ ラ ンジの圧下に最も適当な位置でウェブが拘束さ れ、 従って良好なエッジングとスムーズな圧延材のパスが確 保出来る。 次に内側偏心ス リ ーブ(5)や外側偏心ス リ ーブ(6) を設定する 装置について説明する 。
[0033] F ig. 1 で(13)は外側偏心ス リ ーブ(6) を定位置に設定する装 置の例で、 例えば圧延機の フ レ ーム に設けたアーム(13-1) と アーム の先端に設けた油圧機構(13- 2)と 、 .こ の油圧機構で左 右に伸縮する押 しつ け棒(13- 3)よ り なる設定装置であ る 。 左 右の外側偏心ス リ ーブ(6) を所望の設定位置に回動させ、 左 右の外側偏心ス リ ーブ(6)の間に配された設定装置の押つ け 棒(13- 3)を油圧機構(13- 2)によ っ て伸長せ し める と 、 左右の 偏心ス リ ーブ( 6)は同時にその位置で設定される。
[0034] F ig. 1 で(14)は内側偏心ス リ ーブ(5) を定位置に設定する装 匱であ る が、 例えば前記の(13) と 同様の方法で、 左右の(5) を定位置に設定するこ と ができ る。
[0035] (5)や(6) を定位置に設定する 、 こ の設定装置を用い る と F ig.
[0036] 3 A の( L - υは常に一定に保たれてエ ッ ジン グ圧延が行われ る 。
[0037] 次に定圧保持機構を備えたス リ ^"ブ位置設定装置(以下定圧 型設定装置と略記する)について説明する。 本発明でウェ ブ 拘束ロ ール(10)は圧延材の ウ ェ ブを拘束するもので、 ゥ ェ ブ を圧下する ものではない。 例えば嚙み込み前の圧延材の ゥ ェ ブ厚さ に対 し ゥ ヱ ブ拘束ロ ール( 10)の間隙が狭かっ た り 、 あ る いは 延材の ウ ェ ブ厚さ に変動がある と 、 過度な負荷が口
[0038] —ル及びス タ ン ドハ ウ ジン グにか る。 この結果設備損傷や ウ ェ ブ波の発生 を招 く おそれがあ る 。 従っ て過度の負荷がゥ エ ブ拘束ロ ール( 10 )に作用する と上下の ゥ ヱ ブ拘束 ロ ールの 間隙が自動的に大き く なる こ と が望ま しい。
[0039] 又例えば、 ウ ェブ厚さ に変動がある と、 F ig . 3 Aで( L - 2) が変動するため に、 前記の(13)や(14)の懾心スリ ーブ設定装 置ではエツ ジング圧延後の フ ラ ンジ巾(L-3)も変動する こ と となる。 - Fig. 6 は定圧型設定装置の例を示す図である。 (13-a)は外 側镉心ス リ ーブ(6)の定圧型設定装置で、 エッ ジング圧延に 際してウェ ブ拘束口 一ル(10)に予め設定した荷重 P o以上の 負荷がかかる と、 負荷が P οに低下する位置まで外側偏心ス リ ーブ(6)の設定位置が自動的に移動する。
[0040] 尚(13-a)と しては例えば液圧シ リ ンダー等を用いる こ と がで きる が、 設定荷重 P oは液圧シ リ ンダーの液圧を制御する事 によっ て行う 。
[0041] (14-a)は内側偏心ス リ ーブ(5)の定圧型設定装置で、 _ (13-a) と同様に構成されている。
[0042] 尚 F ig. 6 は(13-a)と (14-a)が別個に作動する形式の例であ る が、 例えばレバ一アームまたは ピニオンギヤ一等の機構を 利用 した単一の装置と して、 偏心ス リ ーブ(5)と(6)の位置を 同時に設定する定圧型設置装置と してもよい。
[0043] これ らの定圧型設定装置を用いて懾心ス リ ーブ(5)と (6)の位 置を設定する と、 圧延材の厚肉部分が(10)を通過する際は、 ウェ ブ拘束 Π—ル(10)の負荷が設定荷重 P oを超え従っ て上 下のウ ェ ブ拘束ロ ール( 10)の間隔が自動的に大き く なる よ う に、 偏心ス リ ーブ(5) と(6)の位置が変るので、 ウェ ブが過度 に圧下さ れる事がな く 、 圧延 卜ラ ブルを防止する事ができ る 尚定圧型設定装隱を用 いて偏心ス リ ーブ(5) と (6)の位置が変 動 しても、 フ ラ ンジ圧延ロ ール(8)の位置は変 らないため、 F ig. 3 Aの( L -3)で示 し た、 エ ッ ジン グ圧延後の圧延材の フ ラ ンジ巾は常に一定で、 フ ラ ンジ巾精度のよ い圧延材が得 られる。
[0044] 本発明を H形銷について説明 し たが、 本発明は F ig . 7 A に 示すよ う な上下非対称の形銷のエッ ジング圧延ロ ールと して も使用でき る 。 こ の際は例えば下 口 一ルは F ig . 2 Aの如 く に設定 し、 上口 一ノレは F ig. 2 C の如 く に設定する 。
[0045] 又本発明の ロ ールを用いる と 、 F ig. 7 B のよ う な フ ラ ンジ の巾 を長さ方向に徐々 に変えた形鐲や、 F ig. 7 C のよ う な フ ラ ンジ巾 を階段状に変えた形銷も、 圧延中に偏心ス リ ーブ (5) , (6)の位置を連続的にあ る いは不連続的に調整する事に よ り圧延する こ と ができ る。
[0046] c m面の簡単な説明 ]
[0047] F ig. l は、 本発明のエ ッ ジン グ圧延ロ ールの例を示す図、 F ig. 2 A〜 F ig. 2 は、 フ ラ ン ジ圧延ロ ール(8) と 内側偏 心ス リ ーブ(5)と外側偏心ス リ ーブ(6)の設定位置の例を示す 図で F ig. 2 Aは圧延材の フ ラ ンジ巾 が最大の場合の例、 F i g. 2 B は内側偏心ス リ ーブを変位させた場合の例、 F ig . 2 C は圧延材の フ ラ ンジ巾 が最小の場合の例であ る 。
[0048] F、 i g . 3 A は ド i g . 2 Aの X — X 切断面、 F ig. 3 B t± F i g . 2 B の X — X切断面、 F ig. 3 C は F ig. 2 C の X — X切断面。 F ig.4 Aは F ig. 2 A に設定 し たエ ツ ジング圧延ロ ールで圧 延材(12-1) を エ ッ ジン グ圧延する 図、 F ig.4 B は F ig. 2 B に設定したエッジング圧延ロールで圧延材( 12- 2)をエツジン グ圧延する図、 F ig.4 Cは F ig. 2 Cに設定したエッジング 圧延口一ルで圧延材(12-3)をエッ ジング圧延する図。
[0049] F ig. 5 A〜 F ig. 5 Dは镉心スリ 一ブの作用を示す図で、 F ig. 5 A及び F ig . 5 B は偏心ス リーブが 1 ケ の比較例で、 F ig. 5 B は偏心ス リーブを横に懾心させる と、 フ ラ ンジ圧 下部と ウェブ拘束位置とは( m )だけずれて不具合となる事を 示す図、 Fig. 5 C, F ig. 5 Dは镉心ス リーブが 2 ケの本発 明の例で、 ウェブの拘束位置を常に所望の位置に設定できる 事を示す図、 F ig. 6 は本発明の定圧型設定装置の例を示す 図、
[0050] F ig. 7 A〜 Fig. 7 Cは本発明を H形諝以外に適用 した例を 示すず、 ' Fig. 8 は本発明の作用を説明する図、
[0051] F ig. 9 は通常のユニバーサル圧延法の例を示す図、
[0052] F ig. l O A〜 F ig. :i O Cは、 従来のエッジング圧延法で発 生する不都合な問題の例を示す図である。
[0053] [発明を実施するため の最良の形態]
[0054] 本発明のエッジング圧延ロールが圧延材をエッジング圧延 している際は、 所定の位置に設定保持された内側偏心ス リ ー ブ(5)の内側を、 フ ラ ンジ圧延ロ ールのス リ 一ブ嵌合せ部(8b) が回動する。 又所定の位置に設定保持された外側偏心スリ ー ブ(6)の外側で、 ゥヱブ拘束リ ング(10)は回動する。 従って (5)と(8b)との嵌合せや(6)と(10)との嵌合せは回動が容易な 嵌合せとする。 例えば(5)の内周や(6)の外周そのものを軸受 リ ン グとする 力、、 あ る いは軸受機能を有する ラ イ ナーとする と 、 コ ンパク トで 「1つ回 iljが円滑な嵌合せと な る 。
[0055] F ig . 2 A は、 延材の片側 フ ラ ンジ巾( L - 1 )が ¾大と な る 位置に(5)及び(6)が設定さ れた場合で、 こ の際
[0056] L 1 (max) = { (5)の ¾大肉厚) + { (6)の最大肉厚 } + { (10)の肉
[0057] ¥ } と なる 。
[0058] 又( L - ] )が最小 と なる のは F ig . 2 C に設定さ れた場合で、 こ の際
[0059] L 1 (Min) = { (5)の最小肉厚 } + { (6)の最小肉厚) + ( (10)の肉 厚) と な る。
[0060] 従っ て本発明のエ ッ ジン グ圧延 ロ ールは、 ( L - 1 )が、 L 1 ( ma X )〜 Γ」 1 ( m i π )の範 Ii の圧延材に適用でき る 。
[0061] 次に F ig . 2 B の ^合を説明する 。 F ig . 8 で(〇)は フ ラ ンジ 圧延ロ ール(8)の中心で、 ( O a)は外側偏心ス リ ーブ(6)の外 周円の中心で、 (〇 b )は内側 心ス リ ーブ( 5 )の ·外周円の中心 であ る 。 既に述べた如 く 、 ウ ェ ブ拘束 リ ン グ( 10 )がウ ェ ブを 拘束する位 iKは( 8 )の軸心を結んだ線即ち( O — O )線上の近 傍にあ る事が望ま し い。 従っ て(O a)は(O — 〇)線上の近傍、 例えば( 0 — 〇)線上にあ る。 ( 0 b)点を ( り )度変位させた場 合 を説明する 。 こ の際
[0062] E ( Θ ) = b cos り ± / E a'' - .( E b sin θ )2
[0063] で ¾さ れろ 。 こ こで } aは( 6 )の( 5 )に対する偏心量で、 又 ] b は(5)の(8)に対する似心 Mで、 これ ら は(8), (5) , (6)の形 状で定 ま る 。
[0064] L 1 (max)の際の(()) と ( O a) と の間隙と E maxとする と E max = E a + E b である。
[0065] 又( O b)点を( 0 )度変位させた場合の( O )と( O a)との間隙は 前記の如 く E ( Θ )である。
[0066] 従って(Ob)点を( 0 )度変位させた際の(L -1)即ち L 1( 0 )は
[0067] L 1 ( 9 ) = L 1 (max)一 [ E max - E ( Θ ) ]
[0068] とな り、 角度( S )の函数と して表され、 従って圧延材の片側 フ ラ ンジ巾に相応する(L-1)は、 ( 0 )を調節して所望の如 く に設定できる。
[0069] [産業上の利用可能性]
[0070] 本発明によって、 フ ラ ンジ巾ゃウェブ厚みの異なる各種形 状の圧延材を、 同一のエッジング圧延口 一ルを用いて、 ゥェ ブを拘束しながら フ ラ ンジ端部を圧延する事が常に可能とな る。 、 本発明では F ig . 3 Aの( L - 1 )を所望の長さ に調整できるた め、 圧延材の(L-1)寸法の精度がよ く 、 フランジ端部は安定 して十分に鍛鎳されて品質が僅れ、 かつ圧延材にはゥヱ ブの 偏り (Web-off— Center)力'、な く 、 更に圧延材のフ ラ ンシー^;ェ ッジング圧延中に倒れや曲がり が少ない。
[0071] 本発明のウェブ拘束口一ル(10)は回動自在でウェブ部の圧延 方向の走行を妨げないため、 従来の一体式エツジング圧延口 —ルで発生していたフランジ当接部と ウェブ当接部のロール 周速度の相違に基づく ト ラブル、 例えばロールの偏摩耗や圧 延材の表面疵ゃ圧延材の反り等の トラブルが大幅に改善でき る。 本発明では圧延材のウェブ部の拘束位置を、 上下のフ ラ ンジ圧延ロール( 8 )の軸心を結んだ線の近傍のフランジの圧 下に最適の位置に設定する こ と ができ るため、 良好なエ ッ ジ ングと スムーズな圧延材のパスが確保でき る。
[0072] 更に本発明の定圧型設定装置を用い る と、 圧延材の ウ ェ ブが 過度に圧下される こ と がな く 、 圧延作業の ト ラ ブルが防止で き、 又圧延材の フ ラ ンジ巾( L-3)は常に正確であ る 。
权利要求:
Claims請 求 の 範 囲
1 . 主軸(7)の左右に、 フランジ圧延部(8a)とスリ ーブ嵌合 せ部(8b)を有する フ ラ ンジ圧延ロール(8)を主軸(7)と回動を 共にするよ う に設け、 ス リ ーブ嵌合せ部(8b)の外側に内側偏 心ス リ ーブ(5)をス リーブ嵌合せ部(8b)の外周上を回動させ て設定可能に設け、 内側偏心スリ ーブ(5)の外側に外側偏心 ス リーブ(6)を内側偏心ス リーブ( 5)の外周上を回動させて設 定可能に設け、 外側镉心ス リーブ(6)の外側にウェブ拘束口 —ル(10) ¾外側偏心ス リ ーブ(6)の外周上を回動自在に設け た事を特徴とする、 フ ランジを有する形材のエッ ジング圧延 ローノレ。
2 . 主軸(7)と回動を共にするよう に設けた圧延ロール(8)が、 主軸(7)と回動を共に しかつ主軸(7)上を軸方向に摺動させて 設定可能に設けた圧延ロ ール(8)であ る 、 特許請求の範囲第 1 項に記載の、 フ ラ ンジを有する形材のエッジング圧延ロール。
3 . 内側偏心スリ 一ブ(5)をスリ 一ブ^合せ部(3b)の外周上 を回動させて設定する内側スリ ーブ位置設定装置(14)と、 外 側偏心ス リ ーブ(6)を内側偏心ス リーブ(5)の外周上を回動さ せて設定する外側ス リーブ位置設定装置(13)が、 定圧保持機 構を備えたス リ ーブ位置設定装置である、 特許請求の範囲第 1項または第 2項に記載の、 フ ラ ンジを有する形材のエツジン グ圧延ロ ール。
类似技术:
公开号 | 公开日 | 专利标题
US4798071A|1989-01-17|Seamless tube production
JP3053219B2|2000-06-19|ハブを有する伝動装置部材のハブを切削によらずに製造する方法
AU2002325236B2|2007-08-30|Thin-strip coiler comprising a flatness measuring roll
US4722216A|1988-02-02|Radial forging method
US8387431B2|2013-03-05|Expansion adaptor and device for coiling thin metal strip
SU1156586A3|1985-05-15|Способ гор чей прокатки металлической полосы и устройство дл его осуществлени
US6148654A|2000-11-21|Convertible roll forming apparatus
WO2003064070A1|2003-08-07|Procede de fabrication d'un tube en acier sans soudure
US6026666A|2000-02-22|Method for manufacturing internally geared parts
US5287774A|1994-02-22|Method and device for producing seamless ribbon and wire loops, and their use as cuttings tools in ribbon and wire saws
US5471858A|1995-12-05|Apparatus and process for the production of a hollow workpiece being profiled in a straight or helical manner relative to the workpiece axis
JP4610555B2|2011-01-12|パイプおよび管状材料を矯正する装置
NL8103633A|1982-03-01|Inrichting voor het ridiaalvormen, bijvoorbeeld van spilvormige lichamen.
DE3715917A1|1988-12-01|Maschine zum beiderseitigen boerdeln und einziehen zylindrischer dosenruempfe
US4760728A|1988-08-02|Method for reducing widths of hot slabs
US5979205A|1999-11-09|Ring manufacturing method and ring manufacturing apparatus
US4612789A|1986-09-23|Making rings from tube or bar stock
DE60106477T2|2006-02-02|Verfahren zur herstellung einer felge eines fahrzeugrades
US5809649A|1998-09-22|Method for the manufacture of a machine part having external toothing
US20020162373A1|2002-11-07|Straightenting machine for straightening elongated bodies
DE10201717C1|2003-04-10|Verfahren und Vorrichtung zum Walzen eines Rohres
DE19834400C1|2000-01-05|Verfahren und Vorrichtung zum Herstellen eines Rohres, insbesondere für ein Rohr mit geringer Wandstärke, aus metallischem Bandmaterial mit relativ kleinem Durchmesser
US4210294A|1980-07-01|Strip reel
US6817219B2|2004-11-16|Flospinning method and device for carrying out flospinning
US3417587A|1968-12-24|Spiral pipe machine
同族专利:
公开号 | 公开日
JPH0455761B2|1992-09-04|
US4966026A|1990-10-30|
DE3780453T2|1992-12-17|
JPS63260610A|1988-10-27|
DE3780453D1|1992-08-20|
EP0294494A1|1988-12-14|
EP0294494B1|1992-07-15|
EP0294494A4|1990-09-26|
引用文献:
公开号 | 申请日 | 公开日 | 申请人 | 专利标题
法律状态:
1988-07-14| AK| Designated states|Kind code of ref document: A1 Designated state(s): US |
1988-07-14| AL| Designated countries for regional patents|Kind code of ref document: A1 Designated state(s): DE FR GB IT |
1988-08-15| WWE| Wipo information: entry into national phase|Ref document number: 1988900576 Country of ref document: EP |
1988-12-14| WWP| Wipo information: published in national office|Ref document number: 1988900576 Country of ref document: EP |
1992-07-15| WWG| Wipo information: grant in national office|Ref document number: 1988900576 Country of ref document: EP |
优先权:
申请号 | 申请日 | 专利标题
JP31564886||1986-12-29||
JP61/315648||1986-12-29||DE19873780453| DE3780453T2|1986-12-29|1987-12-24|Walze zum stauchen von flanschen eines walzprofils.|
DE19873780453| DE3780453D1|1986-12-29|1987-12-24|Walze zum stauchen von flanschen eines walzprofils.|
[返回顶部]